楽楽楽楽楽(ごらく)堂

「子育て」「本」「自然」「文京区」「?」5つの楽しさを夫婦で紹介
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自分たちへのプレゼント

息子のクリスマスプレゼントのことばかりクローズアップしてきましたが、実は、わが家、自分たちにもプレゼントを購入しました。

DVDレコーダーです。
念願が叶いました!

今までわが家はビデオデッキしかなく、DVD映像はパソコンでしか見られなかったのです。
わたしは、映画とかをごろーんと横になって見たくて…常々夫に提案してきたのですが、この度、うれしいお買い物となりました。

今度、職場の友だちにDVDを借ります。ジェイン・オースティンの「高慢と偏見」です。今、わたしがはまりまくっている本のドラマ版だそうです。
ジェイン・オースティンは夫も大好きなので、夫婦でDVDを心待ちにしています。そのためにレコーダーを買ったといっても過言ではないかも。

ああ!
「高慢と偏見」がこんなにおもしろいとは!
「エマ」も面白いと思ったけど、それ以上です。
ダーシーの紳士ぶりがだんだん素敵になってきました。
エリザベスに感情移入して読んでおります。
狭い社会の中の恋愛ごとを描いたジェインオースティン作品は、細かい部分の想像力をかきたてられ、かつ、自分が主人公のいる世界を勝手に疑似体験でき、かつ、心理描写を読みとるのがおもしろい…のが魅力でしょうか。

♪早く来い来い DVD♪ 
by ごらく堂主人(妻) | [読書]海外文学 | comments(5) | trackbacks(0)| |
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ブッツァーティ『七人の使者』考-4

ブッツァーティ『七人の使者』考-3の続き。
前回作成したデータをグラフ化すると図のようになる。縦軸がいる位置(進んだ距離)、横軸が経過日数となる。とりあえず100日目までを描いてみた。
七人の使者グラフ
本隊を示す赤紫色の線は40km/日なので、100日目には400kmの地点にいることになる。一方使者1(アレッサンドロ)は既に書いたように2日目に本隊より離れ10日目に合流、再び離れ50日目に合流となる。同様に使者2(バルトロメオ)は15日目、75日目に、使者3(カイオ)は20日目、100日目に本隊と合流する。使者4〜7は一度しか到着しないので、100日目までに使者と会う回数は10回となる。

では、200日目までではどうか。なんと使者4〜7が一度ずつ到着するだけである。つまり4回。300日目までではどうか。使者1が一度到着するのみ。では1000日目まででは。使者2〜7が一度ずつ到着するのみ。確実に頻度が減っていく。つづく
by ごらく堂主人(夫) | [読書]海外文学 | comments(2) | trackbacks(0)| |
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ブッツァーティ『七人の使者』考-3

ブッツァーティ『七人の使者』考-2の続き。

四人目の使者ドメニコは
 5日目出発→25日目到着
25日目出発→125日目到着
125日目出発→625日目到着
625日目出発→3125日目到着
3125日目出発→15625日目到着
となる。本編では出発から8年半後にドメニコが到着した場面が描かれている。つまり具体的には3125日目(約8年半後)となる。そして次にドメニコが帰ってくる(としたら)のが34年後で、主人公はそれまでは生きられないだろうとの思いを抱いている。

さて、では使者1〜7のそれぞれの軌跡を描いてみようと思う。まずは元データとなるデータの入力をExcelでするとこのようになる。これから何が見えるか。以下次回
七人の使者データ
by ごらく堂主人(夫) | [読書]海外文学 | comments(0) | trackbacks(0)| |
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ブッツァーティ『七人の使者』考-2

ブッツァーティ『七人の使者』考-1の続き。

さて、では使者がいつ戻ってくるのかを計算してみよう。『七人の使者』においては、あっさりと"それまでの旅程に要した日数の5倍"と書いてある。つまり2日目の夜出発した使者1は10日目に帰ってくるということになる。

これを理屈で考えるとこうなる。既にY日経っているとして、Z日目に追いつくとする。追いついた時に本隊のいる位置は
  40km/日×Z  …
本隊を離れた使者がZ日目までに進む距離は
  60km×(Z−Y)  …
使者の場合、国まで戻る距離が
  40km/日×Y  …
つまり、◆櫚=,箸覆譴个茲ぁ
  60(Z−Y)−40Y=40Z
これを簡単にすると
  Z=5Y
となる。つまり"それまでの旅程に要した日数の5倍"となるわけだ。

これを使者1(本編では頭文字Aで始まるアレッサンドロ)に当てはめると
  2日目出発→ 10日目到着
10日目出発→ 50日目到着(約7週間目)
50日目出発→ 250日目到着(約8ヶ月目)
250日目出発→ 1250日目到着(約3年6ヶ月目)
1250日目出発→ 6250日目到着(約17年目)
6250日目出発→31250日目到着(約86年目)

本編の主人公は30歳を過ぎて旅に出ている。どんなに長生きできても使者1と会うことは5回しかないと思われる。それでは本編の中では焦点が当てられている使者4(Dで始まるドメニコ)の場合はどうなるだろうか。つづく
by ごらく堂主人(夫) | [読書]海外文学 | comments(0) | trackbacks(0)| |
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明暗

夏目漱石の『明暗』にあらず、日曜日の個人的明暗なり。
ラグビーの試合に勝利し、準優勝確定するも、帰路の電車にて疲労困憊、睡眠状態に陥り、車内に本を忘るる。

ああ、その本こそ先日大枚六千円を投じてWEBより購入したるナボコフの『アーダ』上巻なり。駅に問い合わせするも、今日に至るまで見つからざり。書店にはもとより古書店でもまず見かけることなき本なり。何ゆえ外に持ち出すかと妻にいわれしももっともなり。

また情けなきことは問合せの電話にて書名を告げることなり。カタカナにて『アーダ』とは誰一人として即座に理解してくれるものなし。一つ救わるるは同じ作者の『ロリータ』ではなかったことなり。。。

悲しきことこの上なし。
by ごらく堂主人(夫) | [読書]海外文学 | comments(2) | trackbacks(0)| |
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ナボコフ(若島正)読んでます(その2)

ロリータを読み進めながら、若島正の"乱視読者シリーズ"を参考書とした。
 
 乱視読者の冒険(1993年発行→2000年に読んだ)
 乱視読者の帰還(2001年発行→すぐ読んだ)
 乱視読者の英米短編講義(2004年発行→すぐ読んだ)
 乱視読者の新冒険(2005年発行→すぐ読んだ)

若島正はナボコフのファンである。これは明らか。
ボクは「乱視読者の冒険」という変わった書物を古本屋で手に取り、ファンになった。
紹介している本がどれもこれも食指を伸ばしたくなる本ばかりなのだ。
なかでも、「ロリータ」論は抜群の読み応えだった。

以上でわかるとおり、ナボコフのファンだから若島正を読むようになったのでなく、若島正が好きなナボコフを読むようになったのだ。

だからボクは「ロリータ」という作品そのものを楽しんでいるのではなく、ロリータを読むことで若島正の文章を楽しんでいるのかもしれません。
そしてつい数日前"乱視読者"の新刊が発売になった。

 乱視読者のミステリ散歩 殺しの時間
 
ミステリはボクのストライクゾーンの中心ではないが、若島正が押すミステリなら是非とも読んでみたい。

明日にでも池袋のジュンク堂に買いに行こう!
by ごらく堂主人(夫) | [読書]海外文学 | comments(0) | trackbacks(0)| |
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ナボコフ(若島正)読んでます(その1)

久しぶりの読書ネタ+当ブログ2回目の記事からの続きです。

上のリンク記事を読んだという前提で。。

買ってから9ヶ月が経ち、やっとナボコフのロリータ(若島正訳)を読み始めました。
まもなく文庫化されるという情報が入ったのが理由と言えば理由です。
せっかく買った本が読んでもいないのに1/3の値段では悲しい

ここ2ヶ月ほどで「ロリータ」のほかに「絶望」「青白い炎」「ナボコフ短編全集機廚鯑匹澆泙靴拭

そして、ロリータを読み終わるとついにわが家のナボコフの在庫本がなくなってしまいます。古本屋ではあまりにも高価でほぼ入手不能なので(今後 若島正による新訳もありうる)、図書館で借ります!「アーダ」「プニン」「青春」「道化師をごらん!」「賜物」など。。
こういうときに図書館はええなぁ。
by ごらく堂主人(夫) | [読書]海外文学 | comments(0) | trackbacks(0)| |
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ヴィリエ・ド・リラダン

『リイルアダン短篇集』(岩波文庫)を読んだ。

早稲田の古本市で数年前になんとなく買った本だが、
思ったより楽しめた。

「断頭台の秘密」首を切られた囚人は合図を送れるのか!?
 ⇒荒俣宏が帝都物語でこのアイデア拝借したたなぁ

「ハルリドンヒル博士の雄々しき行い」どうにも治癒の見込みのない患者に"何時の電車に乗って何処へ行き、草だけ食べて半年間暮らせ"とでたらめを告げる博士。半年後患者は見事に健康になって帰ってきた。博士はその場で患者を射殺し、解剖を始める。"人類全体の為だ"

「美しきアルディヤヌの秘密」愛しい恋人に会いたいばかりにあちこちに火をつける少女。
 ⇒フランス版の八百屋お七ですな。

「夢大臣」夢を信じて金持ちになる男の話
 ⇒千一夜物語(アラビアンナイト)風の話

例によって旧漢字旧かなで人にはお勧めできませんが。
by ごらく堂主人(夫) | [読書]海外文学 | comments(0) | trackbacks(1)| |
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シュティフター 続き

石さまざまつい最近、シュティフター・コレクションという叢書が発売された。

当然といえば当然なのだが、代表作『石さまざま』を上下巻本としてスタート。

さて、どうしたものか。

未読の短篇も含まれてはいるのだが、それだけのために買うのも。。。

しかし、コレクションと銘打っているので、今後の続刊に含みを持たせている。一方でコレクションの全容を明らかにしていないため、このまま終わってしまうことも予想される。

ここは続刊への期待を込めて、買っとくべきか!?

by ごらく堂主人(夫) | [読書]海外文学 | comments(0) | trackbacks(0)| |
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シュティフターを読む

19世紀のドイツ(オーストリア)の作家アーダルベルト・シュティフターの『男やもめ 他一篇』(岩波文庫)を読んだ。

シュティフターの作品には善人しか登場しない。老若男女問わず。
善人しかいない世の中ってどうだろう?

楽しいかな?退屈かな?

シュティフターの作品には盛り上がる場面・展開が少ないといわれている。確かに激しい流れや勇壮な滝はないけれど、淡々と緩やかな山道を登っていって見晴らしの良い場所についたような爽やかな気分になれる。

善人しかいなくても、ふとしたことで困難な状況に陥る。本人は強い意志を持ち、周りの人が助言をしてくれて、問題を解決する。
安心して読むことができる物語といっていい。

確かに退屈という人がいるのはわかるけど、ボクは好きだ。
ボクは好きだけど、よほど読書が好きな人でないとお勧めはできない。しかも、旧漢字旧かなです。
by ごらく堂主人(夫) | [読書]海外文学 | comments(0) | trackbacks(0)| |
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